「いぼ」は、ウィルス性のものと加齢によってできる老人性のものに分けられます。ウィルス性のいぼは、ヒト乳頭腫ウィルスが感染してできる良性のかたい腫瘍です。このいぼを傷つけた手で、体の他の場所をさわったりすると、その部分に感染し、いぼが増えていきます。特に、子供の頃に感染しやすく、他人にうつります。
老人性のいぼは、ウィルスとは関係ありません。年をとるとともにできる皮膚の異常です。見た目がいぼに似ているだけです。これは、皮膚に茶色っぽいシミができ、そこが盛り上がっていぼ状になります。ほとんどの場合、良性なので心配要りません。他の場所や他人に
移ることもありません。
これまで、ウィルス性のいぼの治療には、凍結療法が使われてきました。いぼの表面に液体窒素を塗りつけ、患部を凍結させた後、温めて溶かします。これを繰り返すと、いぼの部分に水ぶくれができ、やがてかさぶた状になりはがれ落ちます。多少の痛みを伴い治療跡が残ることもありますが、いぼが少ないうちに受けておくと、他の部分や他人にうつる心配がありません。
凍結療法や抗がん剤の注射で効果がないイボには、レーザーメスでいぼを焼ききる方法をとります。これにらば、1回の治療でいぼを完全に取り除くことができます。
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